新型コロナの影響で初詣や買い物などに行けずに
おうちで年末年始を過ごした方が多いのではないでしょうか?
もともと正月は、おせち料理やアルコールにより太りやすいかと思いますが、
自粛による運動不足も重なり「正月太り」された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、「正月太り」の解消方法をカロリーの観点から少しお伝えしていこうと思います。
今回の記事を読んで、
ダイエットを気軽に取り組んでもらえればと思います!
「正月太り」はなぜ起きる?
これは特別なことではなく、
単純に摂取カロリーが消費カロリーを上回ったことが大きな要因かと思います。
ただ、正月特有のおせち料理やアルコールなど高カロリーのものを摂取しやすいことが重なり、
「正月太り」といった特有の言葉が生まれているのかと思います。
カロリーのお話は以前少し触れているので、気になる方はこちらを参考にしてみてください。
また、少し話がそれますが、
おせち料理の中でカロリー量の多いものBest3を紹介します。
もう正月は過ぎてしまったので、来年以降で食べ方は気をつけていきたいですね。
〜カロリー量の多いおせち料理〜
1位 煮しめ
(1人前 約310kcal)
2位 ぶりの照り焼き
(1人前 約210kcal)
3位 栗きんとん
(2粒分 約170kcal)
どのように解消していく?
カロリーの観点で考えていくと、
①食事管理をして摂取カロリーを抑えるか
②運動をして消費カロリーを増やすか
になるかと思います。
①は、糖質の話などでこれまでお伝えしてきた部分もありますので、
今回は②に関して触れていきます。
つまり、今回の問いである「どのように解消していく?」の答えは、運動になりますね。
これだけでは当然のことを言っているだけになるのでもう少しカロリーの観点で考えていきます。
消費カロリーの考え方はMETs?
運動の必要性はわかるけど、どれくらいの運動が必要か消費カロリーを計算するのって面倒臭さくないですか?
その面倒な作業を省いて、安静時に比べてどれくらいのカロリーを消費しているかを示す方法があります。
それが、
”METs(メッツ)” になります。
*Medical Evangelism Training & Strategiesの略称
厚労省のホームページに簡単に説明されています。
以下が引用になります。
METsとは、
「運動強度の単位で安静時を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示したもの」
とされています。
カロリーとはエネルギー量の単位であるため
同じ意味として解釈をしていいと思います。
歩行や軽い筋トレは3〜3.5METsとされており、
座っているだけよりも約3倍のエネルギーを消費することがわかります。
さらには、
モップや掃除機をかける、
子どもの世話をする、
犬の散歩をする なども3〜3.5METsとされています。
つまり、
筋トレに時間を費やせないという方は
掃除や子どもの世話を意識的に行うことで消費カロリーを増やしてもいいかもしれません。
いずれも20分間を行った際のMETsです。
なお、METsに運動時間と体重をかけることで消費カロリーが算出できます。
まとめ
・正月太り解消方法の考え方として、METsを紹介しました。
・運動の重要性は皆さん理解されていると考えられる。
・しかし、多様な要因からなかなか継続できないと言った方々が多いことも推察される。
・METsを参考に日常生活の中でも運動(筋トレ)と同程度にカロリーが消費される活動を意図的に取り入れてもいいかもしれない。
引用
厚生労働省HP(eーヘルスネット)
国立健康・栄養研究所:改訂版 『身体活動のメッツ(METs)表』.2012年4月11日
コメント